お客様が 自分が抱える悩みの解決方法 や 欲しい商品 または サービスを探すとき、
- デパートに出かけて案内係りに欲しい商品の在処を尋ねる
- 知り合いに必要なサービスの相談先を聞く
- 電話帳を開いて注文先を探す
ことはなくなりました。
パソコンやスマートフォンで関連する単語を入力して検索し、お目当てのモノを見つける時代になりました。様々なメディアで、「詳しくは 〇〇と検索して 当社ホームページをご覧ください」と、そこかしこで説明されているのです。
反対に商品やサービスを提供する側も、
- 来店に便利な場所に店を構える
- 目に付く場所に看板を掲げる
- 広告宣伝を広める
ことをしなくて良い時代になりました。特に新コロナウィルスの感染拡大で加速しました。
問屋さんや仲介者さんを介さずに、お客様と直接つながることが出来ることになったのです。
貴社の商品やサービスについて求めているお客様が、パソコンやスマートフォンで文字検索をして、貴社のサイトの商品説明記事が上位表示されれば、クリックされてホームページに来訪してくださるのです。
貴社の商品やサービスの値段は、問屋さんや仲介者さんが決めるのではなく、貴社が自ら決めて、値引きされることなく、納得してくださったお客様に提供出来るのです。
本記事では、このようなホームページによる集客の方法をお伝えします。どうぞ貴社の商品説明記事をホームページで公開して、お客様が求めている要求が貴社の商品やサービスによって充足できることを詳細に説明して、お客様と直接取り引きをしてください。
下記にその組み立て方法を書きましたので、ぜひこの方法でホームページを組み立てて下さい。
それでも上手くいかない、やり方がわからない、実際に作って見て欲しい、という方は、お問合せ下さい。下記の方法に添った貴社の業態に併せた具体的な内容のホームページを設計します。
《目次》
1.構成ーホームページの意味の認識を新たにする
(a)ホームページの位置付け
(b)CMS方式
(c)スマートフォン対応
2.集客ーお客様が求めているモノを詳しく書いて並べる
(d)説明記事を書く
(e)写真・動画で説明
(f)内部リンク
(g)外部リンク
(h)SNSの利用
3.計測ーお客様の反応を知る
(i)来訪者計測
4.修正ーお客様の要求に添う
(j)加筆修正
(k)参考書
(l)反則行為
5.問合せーお客様に選んでいただく
(m)問合せをいただく工夫
6.その他
(n)その他の大事なこと
1.構成ーホームページの意味の認識を新たにする
(a)ホームページの位置付け
ホームページ(以下 HP)を作り、完成後は貴社が自ら加筆・修正が行える仕組みにします。(新規組み立てや不具合修理はHP制作会社さんに依頼します。 ▶︎ 次ページ参照)。最近では「ワードプレス」という、無料ソフトが利用できて、編集作業も容易です。自分で加筆・修正を行うことは、いつでも随時行えて、加筆修正の出費コストを0円にするためです。
HPは看板ではありません。一度作ったら放置してしまうものではありません。この考えを変えてください。HPは、貴社のショウルームであり、店舗であり、営業マンです。
店舗内の品揃えを、常に
- 新しい商品を加える
- お客様のニーズに合わせる
- 選ばれ易く並べる
ことと同様です。
すると、ホームページのトップページは今までで言う「看板」に あたりますが、仕組みとして大事な部分は「貴社の商品やサービスを説明した記事」が重要になります。
(b)CMS方式
貴社の商品やサービスを説明するブログや説明記事を書き加えて行きます。
ブログや説明記事は、記事ごとに、貴社のサイトに付け足していく方式にします(無料ブログサイトは利用しません)。
書かれた記事はネット上で24時間 常に説明を続けて、無くなることはありません。
この方式はCMS方式(コンテンツ・マネージメント・システム)と言われています。
記事が多ければ多いほどお客様が貴社の商品やサービスに触れる機会が増えて、内容がお客様の要求を充足するものであればあるほど貴社への信用は高まります。
(c)スマートフォン対応
サイトはパソコンでもスマートフォンでも見やすい画面になれるようにします。
検索サイトの「グーグル」は、スマートフォン対応にしていないサイトは評価しない(検索順位を上げない)方針としています。
HP作成ソフト(無料)「ワードプレス」で編集すると、ほぼ自動でパソコンでもスマートフォンでも見やすい画面に変換してくれます。(レスポンシブデザインと呼ばれています)
2.集客ーお客様が求めているモノを詳しく書いて並べる
(d)説明記事を書く
貴社の商品やサービスを説明する記事を書いていただきます。
・記事は、お客様となって欲しい方を実際に想定します。
・想定したお客様に向かって貴社のサービスや商品を説明するように、自社の商品やサービスのこれまでの実績を書きます。
・記事のタイトルは、お客様が検索すると予想されるキーワードを盛り込みます。キーワードは、お客様の悩み か、解決した結果もしくは満足した内容 が良いと思います。
・記事のタイトルは記事の内容の単語を抽出します。お客様が検索する単語を意識します。提供側の都合を誇張する形容詞は不要です。
・お客様が言っていた悩み・希望を具体的に書きます。
・悩みや希望に対する、貴社が提供・提案した商品・サービスを書きます。
・特にお客様の希望に応えるために工夫したものがあれば記載します。
・商品・サービスの値段を公表できれば書きます。(お客様のほとんどはここに興味があります)
・お客様がどのように満足してくださったか・安心されたかを書きます。
・アフターフォロー・メンテナンス等があれば、後日談として書き加えます。
・よくブログ=日記 と捉えられ勝ちですが、日記的に書くと新聞のように時が経つと読まれなくなって捨てられてしまいます。(SNSは特にそうです)皆様が書いた記事は、ずっとお客様に役立つ情報になって読まれ続けられる前提で書いてください。
・記事は時間の経過に合わせて読み返しを行い、加筆修正と情報更新をしてください。
・記事は、省略言葉を使わずに、たとえ繰り返しでも省略するのはやめましょう。また専門用語には解説を添えます。どの部分から読み初めても理解出来る内容にします。記事を読むのは貴社ではなく、貴社の商品を購入してくださる、商品について詳しいことは余りよく知らないお客様です。貴社にとっての常識は、お客様には非常識です。非常識を常識に変える親切丁寧な説明が必要です。
・記事は、総論的な抽象的な記事にはしないでください。よりニッチで詳しい具体的な内容を書いてください。
お客様が求める商品(サービス)を言葉でネット検索すると、グーグルやヤフーの検索結果一覧の中に記事のタイトルと合致して解説記事が表示されて、お客様がクリックして解説記事に訪れてくださることになります。
お客様が訪れてくださるホームページの場所は、決してトップページではなく、各々の解説記事にアクセスしてくださるのです。
(e)写真・動画で説明
説明記事の本文には、説明を補完する写真・動画を載せます。
掲載する写真・動画にも画像検索されるためにタイトルをつけます。(写真検索されるためです)
動画は YouTube に投稿し(そのタイトルも検索文字で色付ける)、そちらのリンクを貼る方がサイトのデータ量を大きくしないために良いと言われています。
貴社の商品は貴社皆様ご自身が一番理解しているはずなので、お客様が欲しくなるような写真を貴社自身で撮影して、掲載してください。貴社本意ではなく、お客様の気持ちになって説明することが第一だと思います。
・カメラを選ぶ・・・貴社の商品をキレイにお客様に見ていただくために、2000万画素以上の画素数で撮れるカメラを中古で構わないので用意しましょう。
・キレイに撮る・・・商品の特徴がしっかり伝わるように、画像の水平垂直を維持して撮ります。三脚を利用すれば、写真画像はキレイに取れて、動画は画像がぶれないので見やすくなります。
・写真を編集する・・・商品がよりキレイに見えるように、写真をトリミングしたり、色調整しましょう。
・データを圧縮する・・・大きなデータは小さく縮小しましょう。データは500Kb以下にするよう縮小しましょう。サイトのデータ容量が重くなると、ページが表示される時間が長くなり、写真が表示されるまでお客様は待ってくれずに帰ってしまうからです。
・データの名前を編集する・・・写真のファイル名は英数字で表記します。日本語表記すると一度英数字に置き換えられて漢字は長い表記になり、ページ表示が遅くなるのを避けるためです。検索用キーワードは別欄に日本語で記載します。写真でも検索上位表示されるためです。
・写真にリンクを貼る・・・写真がクリックされたら より詳しい記事に誘導するように写真にリンクを貼ります。
(f)内部リンク
説明記事を読んでくれた方に、さらにHP内を回遊して沢山の記事を読んでもらう(貴社の商品やサービスを理解してもらう)ために、読んで欲しい記事のリンクを、記事の終わりや本文の中に散りばめて、連続して記事を読んでもらいます。
実際の物販店舗において、関連する商品を間近に置いて、一緒の購買を促すように、関連する同種同様の記事を読んで頂いて、貴社への興味を拡大し、信頼を深くして、注文や問合せをいただくように促します。
(g)外部リンク
別のサイトから、貴社のHP、説明記事のリンクを貼ってもらい、検索順位を上げる施策です。 →→→ Googleが検索順位を決める要因は、インターネット上のサイトを、ずっと歩き回っている「クローラー」と呼ばれる機械虫(?)がいるそうで、そのクローラーがサイトの内容を読み取り、Google本部に届けて、その内容をもとにGoogleのアルゴリズム(検索順位を決定するシステム)が検索表示順位を決めている模様です。
クローラーの巡回は、リンク(サイトとサイトを結ぶ糸)をたどって移動するので、サイトや記事にリンクが貼られている(糸でつながっている)とクローラーがサイトに訪れる頻度・確率が高くなります。リンクが沢山貼られてサイトとサイトを結ぶ糸が増えると、クローラーが巡回する頻度が高くなり、Google本部に届けられる内容がより詳しくなり、評価が高くなる=検索順位が高くなる 仕組みと考えられます。
<参考記事>
(h)SNSの利用
掲載した記事、更新した記事 をSNSで公表すると、短期間は集客できます。SNSで公表した記事リンクを辿り掲載記事に来訪されるからです。
ツイッターやフェイスブック、インスタグラムなどを利用して、執筆したり加筆修正したことを公開して、興味をお持ちの方に読んで頂きます。どちらのSNSも、フォローワーや友達の数が多い方が有効です。数を増やすには、魅力ある記事で集めるか、有料の広告を打つなどの方法があります。
SNS や、有料広告による サイトへの集客は、展示会や即売会などの催事の集客に向いていると考えます。またサイトを立ち上げた直後に直ぐに集客を望みたいときに有効であると考えています。
3.計測ーお客様の反応を知る
(i)来訪者計測
貴社のページに何人来訪があり、どちらの記事が選ばれて、読んでもらえたかを計測して観察します。(グーグル アナリティクス(無料)による計測)
計測結果から、
- どのタイトル記事が人気があるか
- どのタイトル記事が人気がないか
の計測結果を吟味して、人気のある記事をさらに充実させたり、人気のない記事のタイトルを変更するなどして、さらなる検索流入を目指します。
4.修正ーお客様の要求に添う
(j)加筆修正
貴社サイトへの計測と観察をもとに、既存記事に加筆・修正を加えて行きます。
商品やサービスの内容や情報、金額などが変わった場合もすぐに修正して、常に新しく正確な記事の内容にしておきます。
加筆・修正を行った効果を計測します。効果が上がったものは維持・継続して、効果が上がらなければ再修正します。
(k)参考書
サイト構成やブラシアップの方法は、
の説明記事が、おすすめです。
(l)反則行為
現在までに分かっているルール違反(スパム)は以下の通りです。ルール違反とみなされるとそのページは検索表示されなくなります。
- どちらかのサイトの文章をコピーペーストして掲載すること
- 自分のサイト内でも同じ文章を重複して掲載すること
- 全く関係のないサイトからの大量のリンクが貼られていること
5.問合せ
(m)問合せをいただく工夫
問い合わせや注文をいただく工夫を行います。
・サイト内を回遊し易くする(貴社に興味を持ち、より理解してもらうために沢山の記事を読んでもらう)(気付きやすい場所に関連する記事のリンクを配置しておく)
・代表者様や製品制作担当者様などの紹介内容を詳しく掲載する(顔写真や経歴を掲載する)
・問い合わせしたくなるような誘導文をひたすら研究する(同業でホームページで集客されているサイトを参考にする)
・「お客様の声」を充実させる(信用を得る)
・解説記事は「お客様が」主語になるように書く(自慢文にしない工夫)
・問い合わせボタンは、いつでも押しやすい場所に、わかりやすい色で、大きくしたボタンを配置する
・どんな方法でも問い合わせが出来るようにしておく(電話・メール・問い合わせフォーム)(電話は留守番電話にならないように携帯電話に転送出来るようにして、取りこぼしがないようにする)
・企業秘密は惜しみなく公開する(きっと同業他社様は真似出来ないはずだから心配しない)(費用・価格も公開する)
・問い合わせが無いとか、反応がないとか、直帰率が高いとか 感じたらすぐに改変してみる。そして改変した部分の結果をよく観察して、変更前と変更後を比較して、良い結果のものを残す、良い結果が出なければさらに改変する(魚釣りで、釣れなくなったら、場所・エサ・タナ・ハリを変えるのと同じ)
6.その他
(n)その他の大事なこと
・サイトページがサクサク読めるようにする(ページが表示されるまでの時間が長いと、他のサイトへ移ってしまう)
→良いサーバーを選ぶ(HPのデータをしまっておく外部コンピューターで、自分で所有すると高価なので、レンタルサーバー会社に賃料を払って借りるのが一般的)
→サイトの構成を単純にする
→写真データを軽くする
・URL には日本語を入れない
・写真のファイル名やURLに日本語を入れない
・文字は大きく読みやすく(ヤフーニュースの文字の大きさが良い 14pt)(ちなみにこのサイトの文字が 14pt です)
・スマホ対応は当たり前(レスポンシブルデザイン)
・記事は専門用語は平易な言葉に置き換える。専門用語を使うときは、必ず解説を付ける。
・単語は短縮しない、ローマ字にしない、また繰り返しになっても構わないので正式名称を繰り返し使用する(検索のためにも)(文章の途中から読んだ方にも分かるようにするため)
・写真はプロが撮るように撮る(2000万画素以上で撮影して 後から加工して 500キロバイト以下に圧縮もしくは小さくして掲載)
・貴社のHPや記事が、検索サイトで上位表示されることは、ライバル会社より先にお客様の目に触れることになります。自分の経験からも、グーグル検索した際、はじめに表示されたページ内でサイトを選び、2ページ目には移りません。最初のページから自分が読む記事を選んでいるはずです。
以上の方法で貴社のHPを作ってみて下さい(作り直してみて下さい)。上記の方法で北島建築設計事務所のホームページを組み立てています。
それでも上手くいかない場合は、上記の方法に添って、貴社の商品やサービスに併せたホームページを具体的に設計します。
具体的なホームページの修正・新規作成は、下のリンクのページをご覧ください。
▶︎ ホームページ改良設計のアドバイス
▶︎ 新たなホームページ設計と制作