サイトのアクセス時間を短くした改修改善の方法
皆さんがインターネットを利用して様々なページを閲覧されているとき、選んだページがなかなか表示されない場合があります。表示されるまで待っている時間が長くなると、表示されるまで待てずにページから離脱してしまうことが多くはないでしょうか。
貴社のホームページも沢山の説明記事を掲載された時に、このような状況になっていないでしょうか。たくさんの説明記事を書いて Google や Yahoo! に認められて検索画面で上位に表示されて、お客様に選ばれてクリックされても、表示速度が遅いためにお客様がホームページに来訪されても読まずに他へ行ってしまうことがないようにしなければなりません。
表示速度が遅いと見てくださらない
表示速度が遅いとお客様はページを見ずに帰ってしまうという事は、様々な記事で説明されています。私も皆さん同じでしょう。
ただし表示速度が遅くなった原因は必ずどこかにあるわけです。
その原因を改善すれば表示速度は速くなるのは自明なわけで、決して悲観する必要はありません。改善した以後は、速度が遅くならない方法でホームページに記事を重ねていけば良いわけですから、なるべく早くから気づいて着手するべきだと思います。ここでも自分で行って、他の人にお金を払って依頼する必要はありません。
▶︎▶︎ 参考記事「1秒前半で表示する誰でもできる簡単な方法」
上記のバズ部の記事によれば、サイトの表示速度を改善するポイントは、
- 画像サイズを小さくする
- ソースを工夫する
- キャッシュを工夫する
とのことですが、これに当方が行った(行なっている)方法を記載します。
写真の大きさを小さくして、データを縮小した
ページの表示速度が遅い=ページのデータ量が大きい からです。文章=テキストデータは小さいので、原因は写真のデータが大きいためです。
そこで各 写真データを500KB以下にする ようにしましょう。
写真データを500KBにするには、
- 写真の大きさを幅800ピクセル以下程度にする
- 解像度を300~600dpiにする
実際のデータの大きさは、上記の変更をするとパソコン上のどこかに表記されます。貴社のサイトに掲載する写真の大きさについては、貴社の商品と説明の方法によりますので、吟味してください。
データ量を500KB以下にするために、
- 写真の大きさを大きくしたいときは、解像度を低くする
- 解像度を上げたいときには、写真の大きさを小さくする
というものです。
写真の大きさは、揃えた方が見やすいと思います。
写真データファイル名をローマ字にした
インターネットでは表示される情報は URL をはじめとして全てローマ字に置き換えられます。
写真データをサイトに掲載するとき、写真に付けられたファイル名に日本が入っていると、その日本語はローマ字に置き換えられます。その量は相当な量で、円周率の数字の羅列?とも思えるほどの長文になります。
当然長文となった文字の羅列を読み取るには時間がかかるので、これもページの表示速度が遅くなる原因です。
そこで、ページに掲載する 写真データのファイル名はローマ字に 置き換えて下さい。
ワードプレスでは、写真データのファイル名は写真データ編集画面では「タイトル」となります。写真もネット上で検索されるためには、写真データ編集画面の「代替テキスト」に検索単語を並べて記載すると、例えばGoogleの検索画面で画像データの一覧で表示されます。
写真の表示をスムーズにするプラグインを導入した
写真データを大きくすると表示速度が遅くなってしまうことは理解してくださったと思いますが、個々のデータは軽くしても(小さくしても)ページには写真をたくさん掲載するので、どうしても表示が遅くなってしまうという場合があります。
写真の表示を調整したり画像を圧縮する「プラグイン」(ワードプレスの中でサイトを自由に構成させるために追加する機能拡張ソフト)を導入するのが良いと思います。
サイトの中の構成を単純化した
サイトの中のページはリンクでつながっていますが、そのリンクの構成方法について複雑になっていると、サイトに来訪された方もサイト内を回遊する場合に混乱してしまいます。
複雑になるとはピラミッド状になる階層数が多くなり、ページの存在が不明確で存在が分からなくなってしまうことです。
よってピラミッド状になる階層の数を可能な限り少なくして単純化すると、来訪されて回遊するお客様も、アルゴリズムのGoogleのロボット(クローラー)もサイトのページを発見しやすくなります。
サーバーを変えた
ホームページの構成や説明記事をホームページに加えていく方法をとったときに、サイトが存在しているレンタルサーバーについてプロから指摘をいただきました。レンタルサーバーを選ぶときは、よく吟味することをおすすめします。
サーバー選びは、
-
処理速度が早いこと
-
メモリ容量が大きいこと
-
データ転送量の上限が多いこと
が重要です。
ただ、サイトを沢山運営した訳ではないので、どちらのサーバーが好ましいかなどは分かりません。当方は下記の記事を参考にしています。
▶︎▶︎ 参考記事「WordPressに最適なサーバーの3つの条件とおすすめサーバー」
最後に
ホームページの製作を専門としていない限り、沢山の方に来訪いただけるサイトを作り上げる完璧な答えは分かりません。Googleのアルゴリズムは日々進化しているので、本当は皆さん手探りのはずです。世に出ているSEOの記事を読んでも、そのほとんどが具体的な方法の記載はありません。つまり皆さん分からないのです。
それはとにかく試してみて、その結果の良し悪し観察して、良い結果が得られた施策を採用していくしかありません。当方も体験したことは制限せずにお伝えする所存です。皆様も是非 怖がらずに挑戦・試行錯誤を繰り返して下さい。