問い合わせをいただくようになれたホームページの改修と改善

来訪者は増えたが問い合わせが来ない

それまで30日間で100人とか200人の来訪者しかなかったホームページに、30 日間で1000人 2000人と、今では2万人に近い方々が来訪してくださるようになりました。

ただし、来訪してくださる方々は多くなっても、すぐにお問い合わせがたくさん頂いたわけではありませんでした。つまりお店にはお客様が来てくださっても、商品を見るだけで通り過ぎて商品を買っていただけないと言う状態にありました。

どうしたら商品を買ってくださるか、北島建築設計事務所のホームページでは問い合わせをいただくと言う課題に直面しました。

インターネット上のお問い合わせをいただくための手法を解説している記事を読み漁りましたが、この課題に対して答えを出してくださるインターネット上の情報は皆無でした。

インターネット上で説明されている画面上の工夫を試した

お客様からお問い合わせをいただくホームページを整えると言う事は、ホームページの内容が、見え方がお客様にとって心地良くならなければなりません。

その上でインターネット上で説明されている内容をヒントに、暗中模索で一つ一つ改善していきました。

改善の方法

改善の方法は、ある部分を改修した場合、改修する前と改修した後の来訪者の数や読まれた記事の数、お問い合わせの件数を比較して効果があったとかどうかを確かめて、効果があったものは継続し、効果がなかったものは前に戻したり、さらなる改修をしたりと実験して進めました。同時に複数の改修をすると何が効果があって何が効果がなかったのか分からなくなってしまいます。一つ一つの改修に効果が現れたかどうかを確かめるには時間がかかりますが、改善方法の教科書がないためにやむを得ない方法でした。

表示をシンプルにした

まずはじめにホームページの表示を単純明快なものにしました。様々な情報が組み込まれた買い物サイトのような表現もあるかもしれませんが、スマートフォンやタブレットなどの小さな画面で説明記事を見ていただくためには、表示される内容は文章と写真のみとし、装飾的な表示や文章を読むときに気が散るような要素は全て排除しました。

これは自分がスマートフォンでインターネット上の記事を読んでいるときに思ったことで、文章を最後まで読み終えられるサイトは、シンプルな表示になっているサイトが多かったからです。

冒頭にサイトの名前、最下段に関連解説記事のリンクやお問い合わせボタンを並べただけで、本文は白地にゴシックの文字が並んでいるだけです。

記事の投稿年月日、パンくずリスト、SNSのボタンなど一切の表示をなくしました。

最近では読まない新聞も実は白紙に黒い文字が並んでいるだけです。(スポーツ紙を除く)

なお、ホームページはパソコンデスクトップとスマートフォンのそれぞれの画面に合わせた表示になる様に作っておかなければ、Googleから評価してくれません。Googleはこのことを「モバイルユーザビリティ」と呼び、端末の画面の大きさに合わせてホームページの表示を変化させる方式を「レスポンシブデザイン」と呼んでいます。現在では自動で表示を変化させるソフトによってレスポンシブデザインになれるのでご心配は要りません。

文字を大きくした

北島建築設計事務所のサイトには20歳代~30歳代の若い世代はご相談に来られません。逆に40歳代~60歳代の世代の方々が多くご相談に来られます。つまり細かくて小さな文字は読みにくくなる世代です。

そこでどなたでも支障なく読んでいただける表示の大きさを検討しました。

突き詰めた結果、自分の感覚に加えて、Yahoo!ニュースの文字の大きさが世代を超えて読みやすい大きさであると言う情報に接して、14pt の大きさにしています。

関連する記事のリンクを並べて続けて読んでいただくようにした

小売の店舗の商品の陳列で、関係する商品を隣合わせて並べたところ、商品がよく買われたと言うことを聞きます。また自分の経験で、スーパーマーケットのレジ待ちで何気なく目に入り手に取れる商品を思わず買い物カゴに入れてしまうと言う行為も経験しています。

今現在興味のある内容に関してはすぐにその情報に触れたいと言う気持ちは否定できません。ニュース記事の「続きを読む」と言う表示を何の支障もなく押してしまうのは、今すぐ興味ある情報を全て読んで知っておきたいという気持ちからです。

そこで今読んでいただいている記事の内容と近しい説明記事のリンクを、文中、文の最後尾、欄外右側に配置して、さらに説明記事を読んでいただいてご興味ある内容に対して容易に理解を深めていただくようにしました。

問合せボタンを大きくして、色を試した

記事の最下段にはお問い合わせをいただくための表示をするようにしました。実際はボタンを用意して、ボタンを押すとお問い合わせ内容を記入していただくページに移動するのですが、そのボタンを押していただくために、ボタンの大きさ、ボタンの色を比較して試しました。

ボタンの大きさはシャープで小さく表示するよりも、大きく目立つような大きさの方が目にも指にも便利なようです。

ボタンの色はそのサイトの特色にもよるとは思いますが、青、緑、赤、橙を試したところ、一番問い合わせのあった色に落ち着いています。北島建築設計事務所の問い合わせボタンの色は橙色です。

写真の大きさ

ホームページに掲載する写真は試行錯誤の上、可能な限り大きくしました。

掲載した写真を悪用したり転用したりすることを恐れて、写真を小さくしたり解像度を低くしたりする人がいますが、実際は設計実績の内容を理解してもらうためであって写真が綺麗で大きくないと、見る側としては理解や納得につながりません。

サイトの表示速度の低下を招かない程度で、出来る限り大きく解像度を高くして表示することを目指しています。(写真データの大きさを500KB未満にしています)

お問合せを頂いたお客様の評価

お問合せを頂いたお客様と実際にお会いした際に、どうしてお問合せを頂けたかを質問したことがあります。そのお答えを僅かですがご紹介します。

悩み事と同じ事例が書かれていた

お問い合わせをいただいた方のほとんどが、ご自身の悩みと同じ内容が記事になって書いてあったとおっしゃっていただいています。自分の悩みをいかに実現化しているかと言う経験の公開が非常に有利に働いていることになります。

悩み事の解決に他にない方法があった

お客様のお悩みについて様々な方々に相談をしても、中々確かな答えを返してくださる方がいないときに、意外な方法で悩みを解決している事実を解説記事にて触れたそうです。

巷では言われない裏側の情報が書いてあった

建築の設計や工事の専門的な話は本屋さんで売っている書籍には書いてありません。インターネット上でもお客さんも知りたい裏側の情報は書いてあっても真相まではなかなか表示されていません。

実際に建築の設計や工事を行っている者たちが、本当のことを語らないからです。インターネット上で語られている話は仕事をしている本人ではなく、仕事をしないで取材したり聞いた話の内容でしかなく、実際に日々経験している事実、建築の仕組みについては本質は分かりません。

その内容を書いているものを読んでいただくと非常に興味を持っていただけます。が、ほとんどの方が信じていただけません。しかし世の中の様々な場所でご経験を重ねた方々にとっては、ご自身の経験とつながることが多いようで、ご理解を深めていただいたことが多々あったようです。

顔写真があった

あるお方からは、顔写真の掲載がサイトに表示してあったことをが安心材料となったと言われました。記事には名前こそ記入する場合がありますが、顔まで晒していることで真剣さをお伝えできたのではないかと思います。

執筆者の顔写真をサイトに掲示する事は、解説記事の内容の信用度を高めることにつながるようです。